book-supermarket.jpg

ピヨピヨ スーパーマーケット

工藤ノリコ

book-preview.jpg navi.jpg

21×21cm 28ページ
2003.12
978-4-333-02042-3

1,365 円 (税込)

book-koseishop.jpg

ママとスーパーへお買い物。プリンにチョコレート......、みんなの頭の中は、ほしいお菓子でいーっぱい。なのに、お母さんたら「だめだめ!」って、いうんだもん。5羽のキュートなヒヨコたちの楽しい一日!

kudounoriko.jpg著者・工藤ノリコさんのメッセージをご紹介いたします。

魅惑のお菓子売り場 工藤ノリコ

スーパーマーケットといえば、何を思い浮かべるでしょう。色とりどりの野菜や果物、品数豊富な精肉・鮮魚、卵に牛乳、お豆腐、納豆、そしてお値段はお手頃かな...? すでに大人の仲間入りをしている私にはこんなことなどに興味があります。

でも子ども時代には、そんなことなど全くどうでもよいことでした。

スーパーマーケットに連れて行ってもらう(『行く』ではなく)ということが意味するのはただひとつ、そこにはおいしいものが売っている、ということです。 これとは別に、おのおの十円?三十円ずつもらって我々姉弟だけで歩いて買いに行ってもよいとされていた駄菓子屋さんも、近所に二軒もありました。 しかしスーパーマーケットへ連れて行ってもらうとなると話は大きく違います。何故なら『お菓子以外のおいしいもの』も、目移りするほどたっぷり揃っている所、それがスーパーマーケットだからです。

フルーツゼリーや四角いプリン(どちらも徳用三連タイプ、三人姉弟の私たちにちょうどぴったり! でも時々は、一個売りの高級百円プリンを一人ずつ食べてみたいと憧れた)、お砂糖がけの甘い菓子パン、切り分けてお皿にのせてもらうとまるででんでん虫のようなロールケーキ、小さなフタのついた乳酸飲料などなど...。

しかし、何より一番重要で、且つ最大の関心事は『果たして今日はお母さんに何を買ってもらえるのか』、この一点に尽きます。
うまく第一希望が通るだろうか? 涙をのんで第二、第三...イヤ、最悪の場合、大人の味の海苔巻きせんべいを三人で一袋、なんて事も...。
こうしてお菓子売り場において日々繰り広げられる母子の葛藤。たまに、号泣しつつ転げ回って全身で懸命にアピールしている人を見かけると、二人の弟たちの幼かった日々を懐かしく思い出すのです。

いや、自分の姿か...?

(日本児童図書出版協会発行「こどもの本」2004年5月号掲載)

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

ピヨピヨシリーズのご紹介